仲介手数料・送料無料

2022-08-30

売却

楽天やアマゾンで商品を選ぶ際に
価格:●●円(別途送料770円)
価格:○○円(送料無料)
とあったらどちらがお得な印象を消費者に与えるか、
正解は後者です。

ただ、配送業者が一切お金をもらわず宅配しているのかというとそうではありません。




こういった構造になっており、結局送料はかかっているのです。

同じようなことは不動産業界でもあり【仲介手数料無料】の仕組みです。


仲介会社が仲介手数料無料でやったらただのボランティアなので上記のような仕組みになります。
無料だとお得な印象を受けますが、結局は購入価格に自分が払う分の仲介手数料分が乗っているので
決してお得ではありません。(むしろ割高になる傾向があります)

上記は購入する場合のパターンですが、売却する場合の同様でして
たまに「仲介手数料無料で売却をお願いしたい」というかたがいますが、
それをするには条件があります=売主からもらえないのであれば買主から絶対に貰う必要がある。
そうすると他社にはその物件の売買には入ってもらうと困るため、
「この物件は弊社でしか扱えません」という囲い込みをすることになります。

また買主からは手数料を多く取らないと赤字になってしまうので、
買主に対する営業も強気に出ることになります。

また仲介会社の気持ちとしては両者(売主・買主)の代理人とはいえ
売主からは報酬ゼロ、買主からは報酬3%となったら【気持ちが買主側に寄る】のは当然の原理です。
つまり、
値引きをしてほしくない売主
値引きをしたい買主
がいたら、仲介は買主側に加担する構造になるので、結局良くないということになります。

こういった業界の仕組みを教えてくれる不動産会社・営業マンはいないですし、
知ろうとしないお客様が多いのが現状です。

ぜひ弊社のブログでそういった知識を得ていただければと思います。

齋藤

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