不動産営業マンと売主さんでは金銭感覚が異なります

2022-05-10

売却

タイトル通り、不動産の営業マンは売却の委託を受けた物件を売る時の金銭感覚が売主さんとはズレます。

どういうことかといいますと
販売価格が5,000万円、住宅ローンの残債はなし、仲介手数料は3%(税込)だとすると
①5,000万円(値引きなし)で売れた場合
5,000万円(成約価格)ー150万円(仲介手数料)=4,850万円が最終的な手残りとなる。
➁4,900万円(100万円値引き)で売れた場合
4,900万円(成約価格)ー147万円(仲介手数料)=4,753万円が最終的な手残りとなる。

成約価格が100万円下がると
売主さんは手残り金が97万円下がりますが、
不動産会社は手数料商売なので100万円物件価格が下がったところで売り上げは3万円下がるだけです。

しかもこの3万円は不動産会社に入る金額の差であり、
担当営業マンからしたらこの入金額が3万円下がることが自身に還元される(=賞与)影響は1万円未満となります。

つまり不動産営業マンは物件価格を100万円値引きしたところで自身の賞与が数千円下がる程度で、
売主さんは物件価格を100万円値引きしたら手残り金が97万円減る。
値段に関する感覚が全く異なるのです。

ここの値段感を合わせられるように、海外ではチップという文化があり
頑張った分だけきちんと還元される仕組みになっています。
どういう仕組みを作ればこの値段感をお客様と合わせられるのか、
経営者として日々考えております。
(まだ答えは見つけられておりません)

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