不動産関連のニュースを扱っているサイトの記事です
こちらに掲載されている会社は
◆単位が”億”の収益ビルの取り扱い
◆一般的な居住用物件の取り扱い
の両方を行っているため、数字がすべて【実需の売買】の数字とは言えないですし、
基本的に全国展開しているのでこれが首都圏のみの数字とは言えません。
ただ通常の業界ではなかなか起こりえないことが起こっております
「取扱件数が減ったにも関わらず、収入が上がっている」会社です。
もちろん他の業界でも同じようなことは起こります。
例えばホテル業界などでは来客数は減ったのに売り上げがあがったという事例はあります。
ただ他の業界との違いは、
「不動産仲介は単価を上げたところで手数料の上限が決まっている」というところです。
前述のホテル業界であれば1泊料金を10,000円から12,000円に上げれば単純に売り上げ&利益が2,000円(=20%UP)します。
ただ不動産仲介は、手数料商売ですので
「母数が減っているのに手数料収入が上がっている」というのは本来起こりづらいのです。
可能性があるとしたら
・単価の高い物件の仲介の取り扱いが増えた【A】
・両手仲介率が増えた【B】
の2パターンです。
【B】パターンにより売り上げが上がっているとは口が裂けても言いたくない事実ですので、
【A】パターンにの結果、このようになっていると言うでしょう。
→不動産価格の高騰が続いており、成約件数は減っておりますが、都心部の高額物件の取り扱いが増えたため手数料収入が増えました。
両手仲介率を意図して上げるということはできなくはないのですが、
売却仲介における両手仲介は十中八九は”囲い込み”によるものです。
オーナーさんからしたら希望の金額で売れれば良いと思っているかもしれませんが
囲い込みがあると本来売れる早さで売れません。
他の会社から申込みが来ているのにそれをオーナーに報告せずに時間稼ぎをし、
その間に自分たちで買手を見つけて両手仲介を成立させるという技です。
最近だとそこまであからさまなことはせず、
内覧をなかなかセッティングしてくれない(オーナーの都合が合わない等の理由や別の内覧が入っておりその日時は対応できない等)など囲い込みが巧妙化しております。
どこの会社も「囲い込みはしていません」と言いますが数字を見れば分かるかと思います。
弊社ではもちろんケースとして両手仲介になるケースはありますが、
とにかく最短で売れるように、他社が売りたくなるような仕組みを導入しており、
オーナーさんの利益を最優先での売却活動を行っております。
詳しくは個別にご説明させていただきますので売却をご検討の際はぜひ
弊社にご相談をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
齋藤