大江戸線は伸びるのか!?

2022-07-01

時事

練馬区で不動産営業をしていると
「大江戸線って伸びるんですかね?」とよく聞かれます。

光が丘駅から徒歩25分くらいの土支田住所には
新駅予定地
という看板が立っており、大江戸線の延伸は決定しているので
「今は駅から徒歩25分でも将来的に駅徒歩5分になるから資産価値が上がるのでは!?」
と考えるかたもいらっしゃると思います。



ここからは私の個人的な見解になります。

「まず延伸はないでしょう」というのが私の意見です。
理由としては延伸するメリットと費用を天秤にかけたときに、延伸するメリットの方が少ないからです。

大江戸線は地下鉄の中でも最も深い場所を走っております。
(乗り換えで大江戸線を使っていただくと「まだ下まで行くの!?」って感じると思います)
つまり他の地下鉄に比べて深い位置を通っているので、
それだけ建設コスト・建設期間がかかるのです。

そして「光が丘」駅より先の土支田エリア、大泉学園町エリアに伸ばすことでメリットがあるか
といわれると、もちろん住民からするとメリットはありますが
延伸にかけた建設コストを回収できるだけのメリットかというとそうではないと思います。

練馬区の土支田や大泉学園町エリアは低層エリアで戸建のほうが圧倒的に多い
→つまり人口密度が低いです。

つまり伸ばしたところで利用者の大幅増が見込めるわけではないということです。

実際東京23区内でも
都市計画道路として計画決定していても、全く着手されていない道路もあります。

こういったことを考慮すると
将来的な資産価値の上昇を見込んで大江戸線延伸予定エリアに不動産を購入するのは
そこまで良い判断とは言えないかと個人的には思います。

齋藤

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