しばらくマーケット情報をお伝えできておらず申し訳ありません。ありがたいことに今月、先月と多くの案件をいただきまして、忙しくブログを書く時間が取れませんでした。
早速ですが直近のマーケットについて、レインズデータライブラリーを元に解説していきます。
※弊社で取り扱いの多い
・城西エリア
・城北エリア
・埼玉県西部地区
のデータのみ抜粋しております。
-中古マンション成約状況-
埼玉県西部地区の成約数ですが12カ月連続前年比割れというのが凄いですね。
東京23区に近接する朝霞市、和光市、あたりではもう不動産が売れていない状況に陥っています。。。
ただこれは直近1年での話であり、過去10年でみると頂上付近といえます。
2013年から毎年上がってきた不動産価格(成約)がそろそろ下降に転じるか!?というフレーズ
ですので、売るなら今ですと言えます。
首都圏平均でいうと中古マンションの平均成約坪単価はこの10年でなんと【78.5%上昇】しているというデータが出ておりますので。
-中古マンション新規登録状況-
全エリア共通で言えるのは、新規登録数が増えていることです。これは「不動産価格が上がっているらしい」というメディア情報に乗せられて、売却活動をするかたが多いためであり、
全エリアで価格(これは成約価格ではなく登録した価格)が前年比で上がっています。
→高く売れるであろうという意識が高いため、スタート価格が高いということが読み取れます。
-中古マンション在庫数-
在庫数は埼玉県西部の22年3,4,5月を除き、全てが前年比プラスになっております。
このプラスのパーセンテージが1桁ではなく2桁の増加というのが驚きです。
これは【売れていく物件数より遥かに多い新規登録数がある】ということになります。
不動産も需要と供給で値段が決まっていくので、これは
・供給過多で値段が下がる(=売れる値段が下がる)
・普通の価格では売れない
というのが読み取れます。
もちろん売れないことはないですが、
普通に売るだけでは売れないです。
ここは仲介営業マンの腕の見せ所ですね。
ここ10年でいうと間違いなく一番不動産が高いタイミングです。
ではここから今までと同じ成長率で上がり続けるかというとそうではなさそうなのが
データで読み取れます。
(特に埼玉西部は。。。)
売却するにも新規登録数が多いので、相対比較になりやすい状況になっています。
比較物件がなければ素人営業マンが担当しても勝手に売れますが、
今はそうではありません。
営業マンの力量、戦略がないと良い結果は出せません。
弊社は必ずお力になれる自信がありますのでぜひ売却をお考えの際はご相談いただければと思います。
齋藤