住宅ローンの選び方について

2022-04-25

購入

住宅の購入が決まってから
・どこの銀行にするか
・変動金利にするか固定金利にするか
・団信はどうするか
を選び始める方が多いです。

もちろん契約後に選び始めても全然間に合いますが、
「もっと真剣に選んでおけばよかった」というかたが多いと感じます。
(売却委託を受ける際に特に感じます)

◇不動産会社の提携ローンであればとりあえずは大丈夫だろう
◇金利が一番低いところ選んでおけば良いだろう
◇保険は別途入っているから団信はいらないだろう
↑こう思っているかたが多いです。

確かに大きく外すことはないのですが、金利が0.1%違うだけで長期でみるとかなり違いが出ます。
5,000万円の借入、金利0.47% 35年:総返済額約5,423万円 毎月返済額:129,130円
5,000万円の借入、金利0.57% 35年:総返済額約5,516万円 毎月返済額:131,345円

特にお客様が軽視しがちなのが団信です。
<一般的な団信>
こちらが一般的な団信で、どこの住宅ローンにも組み込まれている仕組みです。
差が出てくるのはプラスのオプション部分になります。

<ガン団信>
ガンと診断され所定の条件を満たすと、住宅ローンの残高がゼロになります。
このオプションをつけると金利+0.1%となります。

<三大疾病>
ガン・脳卒中・心筋梗塞と診断され所定の条件を満たすと、住宅ローンの残高がゼロになります。
このオプションをつけると金利+0.2%となります。

こういったオプションになります。

上記の5,000万円を借入したケースで考えると
<一般団信のみ>金利0.47%:毎月返済129,130円
<ガン団信付き>金利0.57%:毎月返済131,345円
ガンとなったら住宅ローンの残債がゼロになるオプションは
毎月の支払いでみると【2,215円/月】で付けられます。

これは凄い商品なのです!
(※私は決して保険の営業マンではありません)


生命保険会社でがん保険月額2,000-3,000円程度で加入できるものはありますが
保証してくれるのは入院費や検査代などで最大でも50万円くらいです。

たいして住宅ローンのガン団信は
”その時の住宅ローンの残債がゼロになる”という保証内容なので、
保証額が全く異なります。

先ほどの5,000万円を35年ローンで借りた場合で、
住宅ローンの残債が100万円を切るのは最後の1年です。
つまり34年以内にそういったケースになる場合、100万円以上の還付を受けられるということになります。

現在は医療の進化でガンも早期発見が可能となっておりますし、
日帰り手術で済むケースもあります。
また日本人の男性であれば2人に1人、女性であれば3人に1人はガンになると言われております。
20代・30代でガンが見つかることもあります。
そういったことに備えられるのが住宅ローンのオプションの団信なのです。

ただこちらの団信も保険会社によって
・ガンと診断されれば良いのか
・ガンと診断されて就業不能状態が●ヶ月続いた場合
といった適応条件に違いがあります。

また窓口のある銀行とネット銀行では同じ変動金利でも”変動のリスク”が異なります。
店頭金利・優遇金利の設定方法による違いです。
こちらに関して詳しく知りたいかたはぜひご相談ください!

そういったことを知らずに、住宅ローンの契約をした後に気づく方が多いというのが
私の感覚です。

弊社では不動産だけでなく金融・保険知識も豊富な営業マンが対応させていただきますので
ぜひお気軽にご相談いただければと思います。



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