リフォーム会社の選び方

2022-06-02

その他

中古物件を購入して、購入後にリフォームorリノベーションをするとなった時に
どこの会社でお願いするか悩みますよね。

今回はそちらについてお話しさせていただきます。

まずどこの会社を選んでもたいして差はないです。
私は大手・中堅・小規模と3つに分類したとすると中堅の上位あたりの会社が良いとお伝えしてます。
中堅の上位あたりというのは『住宅瑕疵担保責任保険協会に登録されていてそれなりの実績がある会社』
といったイメージでしょうか。

そもそもリフォーム・リノベーション(以下リノベで統一)会社って指揮者のようなイメージです。
例えば
トイレをTOTOから仕入れて、キッチンをクリナップから仕入れて、ユニットバスはパナソニックから仕入れて、、、、といったかたちで発注をかけて住宅のリフォームを行います。
つまり「キッチンはA社の○○、トイレはB社の○○、床材はC社の○○、ユニットバスはD社の○○」
といった依頼をすればどこのリノベ会社でも同じことができます。

異なるのは値段です。
リノベ会社が大手になるとブランドもあるので価格競争には参戦してこないため高いです(定価に近い)
小規模になるとメーカーとの取引実績が少ないため、定価に近い仕入れ額になってしまいます。
中堅の上位になるとそれなりにメーカーとの取引実績があるため、商品を割引した価格で仕入れることができます。

あとは支払いフローです。
例えばリノベ費用が1,000万円としたらこの支払いをどういう払い方をするかです。
→これはリノベ会社によって異なります。
例1)請負契約締結時:100万円 / 着工時:500万円  / 完工時:400万円
例2)請負契約締結時:300万円 / 着工時:400万円  / 完工時:300万円
例3)請負契約締結時:    0万円 / 着工時: 0万円  / 完工時:1000万円

例1)のパターンでリフォーム費用を全て融資で払うとしても一時的な立替が必要になります。

例3)の完工時一括ですと、仕入れ費用をリノベ会社が全て立て替えることになります。
それをするためには【それだけの自己資金がある会社である】必要があります。

リノベ会社によって異なるのは上記の
・値段
・支払いフロー
です。

他はたいして変わりません。

よく相見積もりをしたいというお客様がいらっしゃいますがそれも
きちんと条件を設定しない限り意味がありません。

というのもリノベ会社も
親切に目に見えない配管の交換なども見積もりに入れる会社もあれば
スペックは最低レベルのものにしておいてとにかく提示価格を最小にしようとする会社もあります。

・キッチンはA社の○○シリーズ
・ユニットバスはB社の○○シリーズ
・クロスは全面張替えで、クリーニングも入れる
・今あるキッチン等の廃棄料金も含める
・リビングと隣の洋室を仕切る壁は可動式
・和室は張替で琉球畳
など条件を統一した相見積もりであれば意味はありますが、ほとんどのかたは
ざっくりとしたイメージを伝えるだけで、それでは比較になりません。

またリノベになると途端に不動産仲介会社の熱量(サポート)が下がるのも事実です。
理由としてはそこに報酬が発生しないからです。

ご存じの通り仲介者の収益源は仲介手数料です。
A:4,000万円の中古物件を購入してリノベ1,000万円を自分でする
B:5,000万円のリノベ済物件を購入する

お客様からしたらAパターンでもBパターンでも同じ5,000万円です。
ただ不動産仲介会社からすると
A:仲介手数料120万円(3%計算)
B:仲介手数料150万円(3%計算)
Bのほうが儲かります。
そしてAは物件契約後も付き合いが長くなるので費用対効果が悪いという風に思われます。

不動産仲介が”自分でリノベをするお客様に冷たい理由”はこれなのです。

またリノベになるとそれなりの知識・経験が必要になるのでアドバイスができない営業マンが多いのも現状です。

もちろん弊社ではリノベに詳しい&最後まで安心サポートをお約束させていただきますので
ぜひ頼りにしていただければと思います。

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