大阪桐蔭がまさかの敗退でしたね。私はサッカー派閥なので野球は興味ないですが大阪桐蔭が負けて批判されるのはモヤモヤします。
「優秀な中学生を全国から引っ張ってきているんだから勝って当たり前」
のような意見が多いように思えますが、
常勝軍団のプレッシャーは半端じゃないですし
強豪校はプライベートを犠牲にして全てを部活にかけてます。
そういった苦労も知らないで、負けたら批判するのは何だかモヤモヤします。
私はチームマネジメントをしていた際に青森山田サッカー部をイメージしていました。
青森山田も大阪桐蔭同様、勝つのが当たり前とされる高校です。
今年の1月に高校サッカーで驚異の3冠を達成していましたが、
これもとんでもないことです。
ロングスローは卑怯だとか、
大差勝ちしている試合終盤にボールキープするとかスポーツマンシップに、、、
とかいろいろ言われてますが、彼らに植え付けられた勝利への執念は尋常ではありません。
ルールに乗っ取っているのだから何が問題なのかって思いますし、
前々年度に冬の選手権決勝2点差をひっくり返され準優勝
前年には高校年代相手に47戦全勝で臨んだ冬の選手権決勝でPK負け
と二年連続の屈辱を味わっているので、
どんなにリードしていても気を緩めない精神は流石だなと思います。
彼らも都会暮らしの私たちには想像もできない雪中サッカーで足腰を鍛え、
青森なので東京のようにレジャースポットはそこまでないでしょうし、
全てを部活に捧げて高校時代を過ごしてます。
なので彼らは
「負けることなど想定もしていない」
「どれだけ大差で、どれだけ完璧に勝つか」
「練習量に裏打ちされた、絶対的な自信がある」
そういった頭なんだと思います。
そういった見えない努力を考えもせず
「ロングスローは卑怯」「この状況でボールキープはないでしょ、、、」と言うのは良くないと個人的に思います。
まあでもこれも日本人の国民性なんでしょうね。
私も不動産の営業(売却の委託をいただく営業)をしていて
「絶対に私が一番結果を出す自信もありますし、根拠もあります。論理的に説明もできます」
と自信満々に言うと
「齋藤さんすごいね。なかなか日本人でそこまで言う人はいないよ」と言われます。
私も新卒時代、誰よりも厳しく指導してもらいそれに耐えた自負(笑)があり、
誰よりもお客様のことを考えて仕事をできる自信があるので、
それをハッキリ言います。
日本人らしさの象徴である【謙遜】は、ビジネスにおいて必要でないときもあると思ってます。
ローランドさんが人気だったということは
今の世の中、そういった自信があってもいいのかもしれませんね。